過去ログ - 未央「安価で他のアイドルに告白する!」
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675:名無しNIPPER[saga]
2015/12/08(火) 01:12:51.87 ID:fQmzWAnL0
藍子「ん………」

彼女の声が、吐息とともに漏れる。その甘美な声が私の耳に入ってくるその感触が、まるで何かとんでもない禁忌を犯しているような、そんなうしろめたさを私に教え込んでくる。
ほんの少しづつ、まだ踏み荒らされていない処女地を均すように、あーちゃんの絹のような感触の背中に手のひらを滑らせていく。彼女の少し浮かんだ汗がちょっとだけクリームに混ざって、その生暖かさが私の奥底の理性を揺さぶっているかのようだ。

未央「あ……お腹側……塗るね」

藍子「ん……はい」

体を少し持ち上げてくれたあーちゃんのお腹側に手を滑り込ませるように忍びこませ、柔らかな感触のお腹をまさぐるように手を動かす。
ほどよくついた女の子らしい脂肪に、だけどしっかり引き締まったその魅惑的な身体は……きっと水着でグラビア雑誌にでも載った日には、見る人すべての視線を独り占めしてしまうのであろう、そんな想いを抱かせずにはいられない。

未央「(ほんとに……なんで、こんな……)」

今、私はあーちゃんの体に触れている。肌と肌が、零距離で密着している。しかも水着で――

改めて考えてみると、とんでもないことだ。彼女を知ってからというもの、話したくても話せなかった、触れたくても触れられなかった時間があんなにも長かったっていうのに。
ほんの私の手違いから、普段だったら絶対に遅れないであろうあんなメールを送ってしまったことで、今――こんなことになっているんだと考えると、彼女の体に触れている今が奇跡的な時間に思えてくる。

未央「(きれい……あーちゃん。……このまま、抱きしめられたらいいのに――)」



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