過去ログ - 未央「安価で他のアイドルに告白する!」
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728: ◆bdus5wZu/VP9[saga]
2015/12/13(日) 23:32:42.17 ID:vJ6D5Cel0
――ちゃぽん

未央「わっ、あったかーい! ここ温水プールになってるんだ!」

プールサイドから足をつけ、そのままゆっくりとプールに入る。流速はそこまで速くないらしく、そんなに気を張っていなくても大丈夫みたいだ。

未央「あーちゃんもおいでよ、気持ちいいよー」

藍子「そうですね、じゃあ……」

あーちゃんがプールサイドのへりに座ったので、手を差し伸べる。彼女は一瞬恥ずかしそうにしたあと、私の手にそっと手を添わせ、ゆっくりと足先を水面に差し込むようにしてプールの中に入ってきた。

藍子「わぁ……こうやって流れに身を任せていると、すごく落ち着きます」

未央「ねー、人もそんなに多くないし、快適快適〜。一周するようになってるからいつまででも浮いていられるし」

コースを見渡してみると流れるプールはぐるっと一周するつくりになっているらしく、これなら一時間でも浮いていられそうだ……とまで思ってしまう。
緩めの流速と浮力で自分の体がふわふわ浮く浮遊感は、心地よい安心感のようなものをもたらしてくれる。なんだかうっかりすると眠くなってしまいそうだ。

未央「あーちゃんも気に入った? ……って、あれ、あーちゃん?」


ふと、ほんの少しの時間私が浮遊感に気をとられていた間に、さっきまで私の眼前にいたはずのあーちゃんが視界からいなくなっていた。



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