過去ログ - 未央「安価で他のアイドルに告白する!」
1- 20
745: ◆bdus5wZu/VP9[saga]
2015/12/14(月) 00:48:18.69 ID:DumkXuOQ0
未央「ご、ごめんねー。なんか私ぼーっとしちゃってたみたいで……さっきのは忘れて!」

未央ちゃんは頭をかきながら、ごまかすようにそう笑いました。

藍子「…………はい……」

――だけど、きっとあなたは知らないんでしょうね。
例えただの言い間違えだって、そんな言葉を聞かされた私がどれだけドキドキしてしまうのか、なんて事は。

組まれた腕から伝わる未央ちゃんの暖かさが、聴こえる息遣いが、その優しげな瞳が――私の頭の中をとろけておかしくさせてしまう。

そう、きっとあなたは私の事を、いい友達だって、思ってくれてるんだと思います。
それはとっても嬉しいし、そんな未央ちゃんも私は大好きです。


…………だけど――

あぁ、その太陽みたいな明るさで、あなたが私を惑わすから。

私は……未央ちゃんの、こと、を。


藍子「………私に好きな人がいるかどうか、でしたっけ」

未央「え? あぁ、うん、そんな事いきなり聞いちゃうなんて、ほんと何やってんだろうねー私。もー、そんなにいじめないでよ! 忘れて忘れて!」

藍子「………いますよ、私」

未央「うんうん、そうだよねー。そりゃあーちゃんにも好きな人くらい………………」



未央「…………」

未央「…………へ?」




藍子「私、好きな人がいるんです」


なんで、そんな事言っちゃうんですか、未央ちゃん。私の気持ちなんか知らないくせに。
心の中で湧き上がった気持ちは、もう……私自身にも止められないものになっていました。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/479.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice