過去ログ - 未央「安価で他のアイドルに告白する!」
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873: ◆bdus5wZu/VP9[saga]
2015/12/29(火) 01:03:33.88 ID:MY8+ugT80
ゆっくりと、震える手で彼女の柔らかな服の上から両肩を掴む。
その瞬間あーちゃんの体はぴくんと跳ね、上気したピンク色の頬がどうしようもなく私を惑わせる。

彼女のしっとりと濡れた唇が、軽くのぼせた視界にぴったりと入った。


未央「…………じゃあ、するね……?」

藍子「………」

ただ無言で、ゆっくりと瞳を閉じて、こくりと小さく彼女はうなずいた。
それがなんだか生々しい合図のようで、私の緊張は一気に頂点に上り詰める。










未央「…………いくよ、あーちゃ」


「失礼しまーす。ご注文の品をお持ちいたしましたー♡」


未央「あわわわわわわわあーちゃんほらこんなとこにゴミがついてるよとってあげるよー!!」

藍子「わあああああああありがとうございますすっごく助かりました未央ちゃんありがとうございますー!!」


突然背後から聞こえてきた扉をノックする音と例の店員さんの声に、私たちはお互いの額を激しくごっつんこさせてしまった!
痛みに耐えながら後ろを振り返ると……女性の店員さんが、目をぱちくりしながら私たちのことを見つめている。


「……ごめんなさい。お邪魔しちゃいましたね」

未央「いやいや全然邪魔とかじゃなかったですよ!? ほんとに!!」

藍子「そうですそうです! 別に今から未央ちゃんにちゅーしてもらえる状況だったとかそんな感じでは全然なかったので!」

未央「いやあーちゃんダダ漏れ! 取り繕ってる意味がない!」

藍子「あああああ違うんです違うんです!」





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