過去ログ - 未央「安価で他のアイドルに告白する!」
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98:名無しNIPPER[saga]
2015/11/03(火) 14:54:20.23 ID:umkdWLTI0
未央「え、えーとしぶりん、でもほら、流石にこれ以上遅くなったらいろいろとまずいし……」

凛「……うん、わかってる」

未央「それにほら、私の家って千葉にあるじゃん。だから――」

凛「ついていく」

未央「え?」

凛「もし未央と……未央の家が迷惑じゃなかったら……未央の家まで行っていい?」

未央「そ、それは……」

確かに、しぶりんとしまむーと3人で、私の家でお泊り会をしたことは過去に何度かあった。
ここから千葉の私の家まで電車で総武線で1本だし、そこまで遠いわけでもない。
幸い明日も仕事は午後からなので、遅めに私の家を出ても十分間に合う。
しかし……。

未央「え、ええと、それって今日うちに泊まっていきたいってこと?」

凛「……だめ、かな?」

未央「い、いや、ええと……」

普段の私だったら「おぉ、それじゃあ今日は二人で久しぶりにお泊り会だー! いやーテンション上がってくるねっ!」とか言ってそうなものだけど、生憎今の状況ではそういうリアクションは取れなかった。
なんせ……今の私たちは恋人同士で、既に今日2回もキスまでしてしまっているのだから……。
普段通りの空気はもう、そこにはなかった。

未央「え、えぇと、私の家って今日は誰もいないんだよね。その……家族はみんなで泊りの旅行に行っててさ」

未央「私は明日仕事があるからいけなかったんだけど……」

凛「……そうなんだ。じゃあ……」

未央「(うっ、しぶりんが期待を込めた眼差しで私の事を見つめてくる……!)」

未央「(流石にここでダメだと言うほどの勇気は私にはない……)」

未央「そ、そうだね。じゃあ今日は……泊まっていく?」

凛「! ……うん!」

嬉しそうに頷く彼女と再び手を握り返して、私たちは駅に歩いていった。




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