過去ログ - 【安価】七つの家で聖杯戦争RETRY【募集系】2 -SS速報VIP

過去ログ - 【安価】七つの家で聖杯戦争RETRY【募集系】2

↓ 1- 覧 板 20

680: ◆BX96/KwFHU[saga]
2015/12/17(木) 23:57:57.23 ID:Ex9DO88Vo

　『暴威穿つ疾風陣形（ユースティティア・ガビニア）』。
　それは、奇襲と蹂躙を兼ねた特殊宝具。

　なるほどその能力は、確かにトリッキーと言うほかない。
　のうのうと佇んでいるだけでは、敵の到来を待つだけでは。
　その船団は、決して自分たちに味方してくれないのだから。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

　　【宝具】
　　◆『暴威穿つ疾風陣形（ユースティティア・ガビニア）』
　　ランク：C　種別：対軍宝具　レンジ：10～99　最大補足：1000人

　　ライダーが成し得た偉業の一つ、「海賊征討戦」。
　　想定されていた期間と比べ12倍もの速さで蔓延る海賊を殲滅した逸話・戦術の再現である。

　　船を模した複数の小型偵察機を放つ。
　　敵陣営を発見すると同時に、ライダー陣営をその場に転移させる宝具。
　　そのプロセスを踏む事で、かつてライダーが率いた数十のガレー船を宝具として使役する事が可能になる。

　　ライダーの「陸だけでなく海においてもその軍才は曇らない」と評価される程の才能は、
　　逆説的に「船を地上で戦闘させる」事すら問題なく成し得てしまうのである。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

　　　　　　　 _/:::::,.. - ''''''''''''':::..､
　　　　　／ィ,.:':::::,:::::::::::::::::､::::::::＼
　　　　 /ヽ//::::::/:::::::::::::::::::::＼::::::::ヽ
　　　　 !_ﾉ{ｲ::::::,:::::l::::::l:::::::l::::::::ﾄ,:::::::::::､
　　　　　ヽ _!:::::::l:::/::::,ｲ::::/!:::::::j ,ヽ::::::::::>
　　　　　　l::{:::::::l:/イ::/:::/-!:::::/ _,..-､l::T
　　　　　　|:::',::::;|:::::l,ィﾃ≧､￣　,ｨ圷１:!
　　　　　　|::::ヽ{i|::::::l 弋(ｿ　　ゞﾟ'　ﾊ:!
　　　　 ,:::::::::｀{::::::l.　　　　'　　 /::::l
　　　　 /:::::::::::::l::::::!＞...　｀　´ ,.ｲ:::::::!
　　　　 ,ｲ:::::::::::::::l::::::|::/,l ｀ーｭ´_　!::::::|
　　　 {::::::::,. -―!::::|/:.:＼　　|/:.:.〉!:::::l-- ､
　　　　 |:::::/　　　 !::::l＼:.:.:＼/:.:.:/ l::::::|　　 ',
　　　　从l　　　　 l::::!　＼:.:.＼/　j::::::!　　 !
　　　　　_|　　､　　|:::lr-, ,ｨ＼:.:.＼ l:::/　,　　!
　　　　 </| 　　}　,ｨ!:::|／:.:.:／＼:.:.-,/ﾊ/　　{>､
　　　 ///＞､　ｨ{ﾊ／:.:.:.／ﾊ{从{_／:.＼_,..＜/∧
　　 ////////＞､__:.／: ＼ﾉ{／: : ＼:.:}//////',
.　　//////////O/ 〉l: : : : :｀´: : : : : :l｀ >/////{
.　 //////////! / /=l=: : : : : : : : : : :.∨{=////∧
　//////////=}　/: : !: : : : : :,: : ,: : : :∧　7////∧_
ｲ/////////_ノ　/: : :.!: : : : : : : : : : : :{　l　{ノ/////ﾊ
///////////}　/: : :/: : : : : : : : : : : : |　∨ >,/////∧
//////////ノ /: : : {: : : : : : : : :_,.. ---､-∨ {ｨ/////∧

　「基本的には、能動的に動いてこそ真価を発揮出来る宝具だね。
　防衛に向かず、奇襲突撃に適している。

　まあ、その点問題はないと思う。なんてったって君には、叶えたい願いがあるんだろうから。
　ただ生き残りたいだけで参加するパターンだと、ちょっとばかしやりにくかっただろうけど―――――

　君には、他を蹴落とす理由がある」

　ライダーは、そこで手元の水をぐびりと飲み干した。

　「蹴落とす理由がある以上、積極的に攻勢に出ることに、躊躇いがあるはずもないからさ。
　うん……期待はしているから、私をうまく乗りこなして見せてね」

　期待されているのか……少し荷が重い気がする。
　だけど、まあ、乗りかかった船だ。
　やるしかない。俺は静かに覚悟を決める。

　こうして、俺の聖杯戦争は始まった。

【今日はここまで】
【お疲れ様でした】

<<前のレス[*]｜次のレス[#]>>

983Res/957.54 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ