過去ログ - 凛「何の音……?」卯月「何でしょうか……」
1- 20
24:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 20:26:17.74 ID:Xuw8AU8u0
白い掛け布団の間から唸る卯月から携帯を取り上げた。
素早く操作して、画像を消した。

「あー……もったいない」

残念そうな声を出す。

「何がもったいないの……」

私は寝癖を手で抑えて、携帯を卯月に返した。
やっぱり、卯月がいると退屈しない。
卯月はカバンから一輪挿しを取り出して、
部屋に取り付けてある洗面台でお水を汲んで壁際の棚の上に置いた。

「ここで見守ってますね」

「え、それ卯月なの」

「そうですよ」

「へー……」

「あ、ちょっと馬鹿にしませんでしたか?」

「してないしてない」

卯月がこちらを覗き込む。
わざと目線をそらした。

「あー」

と、言って彼女は私の頬っぺたを両手で挟み込んだ。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
49Res/25.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice