過去ログ - 凛「何の音……?」卯月「何でしょうか……」
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33:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 22:11:53.22 ID:Xuw8AU8u0
そうこうしていると、部屋の二人の主が帰ってきてしまった。
買ってきたものを漁りながら、また他愛もない話に花を咲かせていた。

その間の私と卯月といえば、無言。
こんなわがままなこと、卯月に言うつもりなかったのに。
この男女があんなことをするから、
あんな夢を見てしまうし、
でも、それ、全部願望の現れなんでしょ。
最悪。
ほんと。
最悪。
背中に、重み。
卯月が頭を乗せているようだ。

「凛ちゃん……」

何か押し付けられた。
キス、だと悟るのに数秒要した。

「……凛ちゃん、怖がらせてごめんね。凛ちゃん、凛ちゃん……好き」

小声で、風のような囁きだった。
喜びの感情が私の産毛を逆立てた。


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