過去ログ - 絵里「ダイヤモンドプリンセスの憂鬱」 -SS速報VIP

過去ログ - 絵里「ダイヤモンドプリンセスの憂鬱」

↓ 1- 覧 板 20

6:名無しNIPPER[sage]
2015/11/03(火) 11:24:46.15 ID:+rqId33Uo
入ってきたのは―――男性のような格好と、後ろで束ねた長い青髪が特徴的な、エリーチカ姫の目付け役。

剣術と弓術に長けるうえ、人を指揮する能力も高いため、多くの兵から一目置かれる勇敢な女性。

「海未…どうしたの？いったい」

以下略

7:名無しNIPPER[sage]
2015/11/03(火) 11:25:31.42 ID:+rqId33Uo
少しうんざりとしたふうに溜息をひとつ吐き、エリーチカは答えます。

「…海未、あなたも私同様、多才なほうよね…剣も弓も、舞いもできるし頭もいい」

以下略

8:名無しNIPPER[sage]
2015/11/03(火) 11:26:03.73 ID:+rqId33Uo
「関係ないわよ、そんなこと…あなたは優秀なんだから」

「いえ、そんな…それに、私の才は日々の鍛錬を欠かさなかったがゆえのもの…生まれついたものなどではありません」

以下略

9:名無しNIPPER[sage]
2015/11/03(火) 11:26:38.00 ID:+rqId33Uo
「…どう、とは…？」

「『コワレモノ』みたいに、大事に大事にしなくちゃいけないもの？」

以下略

10:名無しNIPPER[sage]
2015/11/03(火) 11:27:21.31 ID:+rqId33Uo
「…あなたは…『コワレモノ』なんかじゃありません、強い人だと…そう思っています」

「へえ…？ほんとにそう思ってくれてる？」

以下略

11:名無しNIPPER[sage]
2015/11/03(火) 11:28:19.76 ID:+rqId33Uo
―――

その夜の話。

海未はひとり、お城の玄関ホールで思いを巡らせていました。

以下略

12:名無しNIPPER[sage]
2015/11/03(火) 11:28:52.88 ID:+rqId33Uo
―――

翌朝。

以下略

13:名無しNIPPER[sage]
2015/11/03(火) 11:30:34.15 ID:+rqId33Uo
「久しぶりね、エリー」

「しばらく姿を見かけないから心配してたのよ？」

以下略

14:名無しNIPPER[sage]
2015/11/03(火) 11:31:02.25 ID:+rqId33Uo
「…そりゃあ…なんだって思い通りになる身分だし」

「そうでなくてもあんなに素敵なドレスが着られるんだもの…女の子として、少しは憧れるわよ」

以下略

15:名無しNIPPER[sage]
2015/11/03(火) 11:31:37.82 ID:+rqId33Uo
「…というより…面白いことを探しに、ね」

「なるほどね…ま、退屈そうかどうかぐらいは見てればわかるわよ」

以下略

16:名無しNIPPER[sage]
2015/11/03(火) 11:33:36.83 ID:+rqId33Uo
―――

真姫の言葉の真意を考え、頭をひねりながら歩き続けるエリーチカ。

以下略

42Res/26.86 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ