過去ログ - 【安価】ニンジャスレイヤー・ボーンオブ・ソウカイニンジャ【豊満】(Part12)
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951: ◆HheB5CIUf2[saga]
2015/11/22(日) 23:45:08.47 ID:kOc3TWl5o
「あなたは……!?」

男も流石に驚いたみたいでキナガシスタイルをすこし着付けつつ隣の席に座る。



「ドーモ、ケジメニンジャです」

「ドーモ、トバクニンジャです」


二人は気づいていた。
お互いがクローンヤクザから生まれた存在であるということ、そしてニンジャであることを。



「……」

「……自分と同じくクローンヤクザからニンジャになった人がいるとは思いませんでした」

「お前の場合は、かなり日がたっているみたいだな。俺とは違って」

「ええ、3、4ヶ月前には……私の場合は」


他愛もない会話だが。その内容には差があった。
トバクニンジャはさるヤクザとの賭博の最中、自我を持ち始めそしてついには自分の意思でニンジャソウルを得たのだ。
自分とは違う。

そして彼はソウカイヤで偶然にもあの娘と戦い、自己を得たのだ。
自分とは違う。

自己を得た男はここまで満ち足りた顔で自分を語れるのか。
自分とは違う。



自分とは違う。





「もういい。もう話すな」

「……?わかりました」

「貴様がうらやましい。貴様は自分のオリジナルについて考えたことはないのだろうからな」

「……ないといえば嘘になります」

「それじたい嘘だろう」

「なぜそういいきれます?」


「俺には何もない」


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