過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
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以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
[saga]
2016/01/10(日) 01:25:34.95 ID:zKLz+BEyP
織莉子は笑った。
どうにかまだ笑うことができた。
小巻の後ろで怯えるマツリに、微笑みかけると。
光を瞳に宿し、毅然とカガリに向き合った。
織莉子「私は・・・、2人のように気高い理由ではなく。
この命をかけた祈りを、自分のために使いました。
『自分の生きる意味を知りたい』、それが私の祈りだったんです」
織莉子「果たしてそれは責められるべきことなのかしら」
織莉子は変身する。
その衣装は、一点の穢れもない純白だった。
織莉子「自分のために生きて、自分のために死ぬ」
織莉子「人間らしくて、大変結構じゃないですか」
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