過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
1- 20
190:名無しNIPPER[saga]
2016/02/20(土) 00:40:01.39 ID:qXbm1AWAP

 カンナのトバリが上書きするルールは、あくまで『観測』。

 遠く離れた星には、いくら手を伸ばしても触れることができないように。

 彼女には他の世界に干渉する力は無いし、ましてや操ったり支配したりすることもできない。


 だからあり得ないのだ。

 別の世界の住人であるはずの、彼女がここにいるなんて。



カンナ「バカ、な・・・。なぜ、なぜお前がここにいるんだ・・・」



 ましてやもっとあり得ないのだ。

 かつて在りし世界では。

 彼女の仲間を破滅させ、心を踏みにじった怨敵であるはず自分のために。

 彼女が助けに来てくれるなんて。



カンナ「かずみ・・・!!」



 白い魔法少女が、カンナの身体を抱きかかえていた。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
797Res/573.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice