過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
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242:名無しNIPPER[saga]
2016/04/09(土) 00:24:16.92 ID:XRrqPvd3P

カンナ「無理だよやめろよ! 何やってるんだよ、かずみ!」



 カンナは身を起こして吠える。

 まるで鏡に映った自分を威嚇する野良犬のように。



カンナ「なんでそこまでするんだ!

     どうしてそんなになってまで戦っているんだ!

     こんな世界はお前にとって故郷でも何でもない、ただのIFだろうが!」


カンナ「そうじゃなくても!

     お前にとって聖 カンナは、昨日今日現れたただの敵だろうが!

     自分の命を何だと思っているんだ! 他にやることないのかよ!!」



 一連の流れを見ていたコルボーが、ニヤリと笑って手を伏せる。

 まるで「続けろ」とても命ずるように。


 それを認めると。

 かずみは穏やかに微笑んで、カンナの方へ振り向いた。



かずみ「寂しいこと言わないで。

     わたしが円環の理から出てこられたのは、カンナが呼んでくれたからなんだよ」



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