過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
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38:名無しNIPPER[saga]
2015/11/21(土) 22:17:27.78 ID:02MC1cTgP

 『プレイアデス』は、そんな状況でカンナが末期の呪詛めいた様子で発した言葉だった。

 カオル、ニコ、海香の3人は何が何やらわからないという様子だったが、

 ミチルだけはその言葉を聞いた瞬間に急変した。



 ミチルは何かがフラッシュバックしたように胸を押さえて、過呼吸を起こした。

 ガチガチと歯を鳴らせて震え始めた。



 リーダー格であるミチルの急な変化に一同の集中力が乱れた、その一瞬の隙を突かれた。

 いきなり世界がどんでん返しのようにひっくり返った。

 比喩ではなく、強力な魔法結界によって空と地面の上下が逆さまになったのだ。



???「きゃははははははははははっ! この子は貰っていくよーーー!!

     じゃーね、欠番だらけのプレイアデス!! 地獄ではちゃんと8人一緒になれるといいねぇ!!」



 いきなり現れた青い魔法少女が、事件の黒幕を連れて消えてしまった。

 嵐の過ぎ去った後のように、世界は再び元の姿に戻る。

 すぐにでも追いたかったが、未知の戦力に攻撃の要を欠いた自分たちが敵うとは思えず、撤退を余儀なくされた。

 ミチルはずっと蹲って、うわ言のように「ごめんなさい、ごめんなさい」と繰り返していた。




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