過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
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46:名無しNIPPER[saga]
2015/11/21(土) 22:37:52.80 ID:02MC1cTgP

 マツリの心臓が速くなる。

 スズネの言葉からは、冗談めいた響きなど全く感じなくて、

 本当に大真面目にそんなことを言っているようだった。



 もしかしたら、これは彼女の懺悔なのだろうか。

 本当にスズネはツバキを手にかけたのだろうか。

 もしそうだったとしたら・・・、自分はスズネをどうしてしまうのだろう?



マツリ「それは・・・辛い夢だね」


スズネ「ねぇ、マツリ・・・」



 スズネは泣きそうな顔でこう言った。



スズネ「もしそれが夢じゃなかったらどうする・・・?」



 知覚の魔法など使うまでもなく、スズネの心が潰れてしまいそうなのは火を見るより明らかだった。

 ほんの一押しで折れそうな、砂の城のように危うい状態だった。



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