過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
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503:名無しNIPPER[sage]
2016/10/25(火) 23:12:30.32 ID:2uDGS4b5P

 マツリは目を見開く。

 赤い棘を踏み鳴らし、臆面もなくカガリの下へ歩み寄る。



カガリ「なに・・・?」



 マツリは右手のガントレットを解除し、素の手を露わにした。



マツリ「カガリ!」



 パシン、と乾いた音が響いた。

 マツリの掌がカガリの頬を叩いたのだ。



カガリ「・・・」


マツリ「いい加減にしてよ!

     いくら暴れてもツバキは帰ってこないし、誰かの心をカガリだけの物になんてできないんだよ!」


マツリ「そんな風に誰かを傷つけて回るくらいなら! どうしてツバキを生き返らせることを願わなかったの!?」


カガリ「・・・」



 カガリは歯軋りをし、拳でマツリの顔面を薙ぎ払った。



マツリ「っ!!」


カガリ「ふぅーん」


カガリ「それ、マツリが言っちゃうんだ・・・」




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