過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
1- 20
507:名無しNIPPER[sage]
2016/10/25(火) 23:21:39.75 ID:2uDGS4b5P

 しばしの沈黙が流れた。


 カガリは土埃の向こうを油断なく見据えていたが。

 土埃が収まり周囲がクリアになると、カガリは苛立たし気に歯を食いしばった。


 あれだけ派手に罵倒したにも拘らず、カガリは内心ではマツリの反撃に期待していたのだ。


 自分には思いもよらない奇策で、もしくは突然すごい奇跡とかが起こって。

 きっとマツリは、自分を完膚なきまでに叩きのめしてくれるのだと思っていた。



カガリ「・・・」



 けれども、現実はどこまでも呆気なかった。

 嘆きの森を通すまでもなく、結果はカガリの思い通りだった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
797Res/573.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice