過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
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63:名無しNIPPER[saga]
2015/12/13(日) 23:22:02.97 ID:BmRUECC0P

まどか「でもやっぱりほむらちゃん凄いよ、中学生で一人暮らしなんて・・・。

      アメリカでもそんな子、めったにいなかったよ?」


ほむら「あら、3年生の巴先輩なんて1年生の頃から一人暮らしよ?

      もっとも、彼女は来年からは高校付属の寮に入るそうだけれど・・・」


まどか「見滝原は進んでるなぁ・・・」


ほむら「まぁ、『特別な例』っていうのは悪い気はしないわね」



 まどかの羨望の眼差しを受けるほむらは、かつてないほど誇らしげだった。

 平たい胸を精一杯張って、ふんぞり返っていた。



 そうだ。

 世界を書き換える悪魔だとか、大層なものになってはみたけれど。

 結局そんなものはどうでもよくて。

 私がなりたかったのは、『今のような私』だった。


 オンラインゲームでも、魔女退治でもなんでもよかった。

 私は結局、『まどかを助けられる私』になりたかっただけなのだ。



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