過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
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784:名無しNIPPER[saga]
2017/05/07(日) 14:44:41.05 ID:3Vtz01HgP

 ――


 コツン、と。

 グリーフキューブが1粒、キュゥべえの頭に落ちて転がった。


 そこにはグリーフキューブがあった。

 地底の大空洞を埋め立てるほどにたくさんの、グリーフキューブがあった。

 通常の角砂糖ほどのサイズのものから、ドラム缶のような大きさのものまである。

 キュゥべえは大小さまざまなサイズの、無数のグリーフキューブに埋もれていた。


 それは彼らが求めて止まなかった、感情エネルギーだった。

 過去と未来、全ての魔法少女の希望と絶望を。

 2つの意味で『食らった』魔獣が残した、山のようなグリーフキューブだった。



QB「・・・」



 キュゥべえはその総量はいかほどかを数えようとしたが、途中で馬鹿馬鹿しくなってやめた。



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