11:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 16:58:21.88 ID:6LZx9kqto
「…………」
砂まみれのスーツのままPさんがゆっくりと立ち上がります。
ぱんぱんと砂を払うと、私の乗っていた辺りにそっと触れました。
赤く跡が付いた顔のまま、顎に手を当てて何事か考えています。
「…………」
「…………」
「…………藍子」
「…………な……何ですか」
Pさんが薄く微笑んで、ぐっと親指を立てました。
「ナイス」
両手で振りかぶって、ビーチボールを力いっぱい投げ付けて。
――ぷしゅうっ。
眼鏡の金具で穴が空いたのか。
ビーチボールから空気が抜けて、後にはぺったんこのビニールが残されるばかりでした。
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