26:うづりんssbot[saga]
2015/11/08(日) 15:56:41.63 ID:iVNXE8Ov0
でも、嬉しそうだなんて。
まさか、本物がここにいるのに。
そんなわけない。
「ふふ、あ、凛ちゃん、首筋寒くないです?」
「言われてみれば、そうかも」
「えー、なんですかそれ」
笑いながら、卯月が鞄の中からストールを取り出した。
「未央ちゃんがくるまで……」
それを私の首に巻き付け、それから、
自分の首にも巻き付けた。
「これ、けっこう恥ずかしんだけど」
「気にしないでください」
卯月が寄り添って、
とても暖かい。
こういうこと、自然にできるから、
卯月がたまに羨ましいよ。
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