110:充電:0%『やっぱり、提督なのです』[saga]
2015/12/10(木) 12:43:20.35 ID:/p3vIdIdO
レ級「コロセ」
深海棲艦の戦艦レ級は無情にもそう言い放った。当たり前だ。敵に情けをかける理由はない
捕虜の男が、いつぞやに沈めた船に乗っていた海軍の将校と名乗った人間と同じ衣服を纏っているなら尚更だ
提督「良いのか? 俺は変態だ。変態を殺すと大変なことになるぞ」
提督は至って真面目な顔で言うと、レ級を真っ直ぐ見つめる。艦娘ですら目を背けたくなるような、最凶と謳われる戦艦レ級
だが、提督は目をそらさない。その眼差しにレ級は戸惑った。軍人とやらとはいえ、生身の人間が自分を見据えているからだ
提督「俺が死ねば、第二、第三の変態にお前達がなるかもしれない」
それでも良いのか?と、問う提督に対し、レ級は苦笑して砲口を向ける
レ級「アリエナイ」
そう。あり得ない。そんなのは提督のハッタリだ。ハッタリ未満の冗談でしかない
だが、砲口を向けられ、笑われてなお提督は無の境地に至った悟り顔で言う
提督「そうか、なら殺せ。衣服を脱ぎ捨て裸で艦娘に突撃したいなら。だが」
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