過去ログ - 提督「手動充電機」
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14:充電:1%『帰還報告』[saga]
2015/11/05(木) 13:27:26.74 ID:rQcaaij1O

提督「!」

 電が明石の所へ連行される少し前。電がまだ鎮守府に入っていない段階。提督は体の中を電が流れていくのを感じた

 理屈じゃないし、常識など存在しない。第六感。虫の知らせ。提督はそれを得た

提督「電が帰ってきた!」

 提督がそう叫ぶと、電の代理の明石の代理の秘書艦である響が鉛筆をへし折った

響「来てないよ。良いから仕事に集中しようか」

 響は電のように甘くなければ、明石のように優しくはない。仕事は仕事としっかりと割りきるタイプなのだ

提督「いや、帰ってきた。俺には解る。迎えに行ってくる!」

 そう言い、いきり立った提督の膝を蹴り崩し、強制的に膝をつかせた。暴走状態の提督を止めるには、電か暴力しかないのである。まるで戦争のようだと、響は首を振る

響「司令官。仕事は終わったのかい? 山積みの書類に変化は無いみたいだけど」

 響は怒りしかない笑顔でそう言った 


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