5:名無しNIPPER[saga]
2015/11/05(木) 08:24:16.26 ID:rQcaaij1O
明石「電探は電波を捉えるのであって、あの子は無理ですよ?」
提督は唖然とした。明石は頭痛がした。提督がなに言ってるんだという顔をしているからだ。明石は溜め息をつき、「良いですか?」と、前置きをした上で電探について改めて。そう、改めて説明した
提督「煩わしい名前だなあ」
明石は自分の口を塞いだ。頭を患っているのでは。と、言いかけたからだ。しかし、付き合いの長い明石はその原因を知っていた。だから言うのを止めた。それはどうしようもないことだからだ
明石「提督、また充電し忘れたんですね?」
明石がそう言うと、提督は虚ろな瞳で頷く。頭の布のクマが嬉しそうに笑う。いや、元々笑っていたのかもしれない。明石はそのクマから目を反らす
明石「あの子が戻ってきたらちゃんと充電してください」
明石は呆れたように言って執務室を出ていく。ちょうど帰投した第二艦隊旗艦加賀が報告に向かうところだったらしい
加賀「提督はいるかしら?」
加賀がそう聞くと、明石は執務室の扉に振り返り、数秒ほど沈黙した
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