過去ログ - 八幡「奴はとんでもない爆弾を投下していきました」
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1: ◆eKyJN1MmLBRY[saga sage]
2015/11/06(金) 01:58:24.29 ID:0TdppLgvO
材木座「時に八幡よ。一つ聞いておきたいことがあるのだが」

1月が行き、2月が逃げた3月の始め。もういくつ寝れば卒業式という時節になったある日の放課後、うっかり材木座に捕まってしまった俺は教室でルーズリーフの束を抱えていた。

大きな窓から差し込む夕焼けに照らされ、教室の窓側半分はオレンジ色に染まっている。

廊下側のもう半分は既に暗く沈み、これから来る夜を一足先に象徴しているようですらある。

八幡「聞きたいこと?なんだよ。ていうか俺も聞きたいことあるんだけど」

材木座「ほう、よかろう。なれば主の質問とやらを先に聞くとしよう」

ふんぞり返って腕組みをし、鷹揚に頷く材木座。

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2: ◆eKyJN1MmLBRY[saga sage]
2015/11/06(金) 02:14:44.82 ID:0TdppLgvO
八幡「聞きたいことってもいくつかあるんだが」

材木座「構わん。申すがよい」

いつもながらやたら偉そうな態度だなこいつ。
以下略



3:名無しNIPPER[sage]
2015/11/06(金) 03:06:51.26 ID:ZA6YZKzTO
C


4:名無しNIPPER[sage]
2015/11/06(金) 03:17:14.86 ID:ZxyiNA24o
支援


5:名無しNIPPER[sage]
2015/11/06(金) 03:29:26.34 ID:vjzZRWAD0
ふんふんそれで?


6: ◆eKyJN1MmLBRY[saga sage]
2015/11/06(金) 06:44:43.12 ID:0TdppLgvO
八幡「何度も言ってるが設定資料じゃなくて原稿持ってこい。話はそれからだ」

材木座「バホンバホン、これだからトーシロウは困る。まず緻密で作り込まれた設定がなければ、世のオタクたちの目は誤魔化せん。我の書くラノベは萌えと練り込まれた設定の、隙を生じぬ二段構えよ」

八幡「そうだな。確かに設定はきちんと作り込むにこしたことはない。でも本文がなければそもそも何も始まらないんだぜ?」
以下略



7: ◆eKyJN1MmLBRY[saga sage]
2015/11/06(金) 06:57:04.61 ID:0TdppLgvO
八幡「だからその設定固めだけで何ヵ月かかってんのかって話だよ。新作新作っていちいち持ってくるが、一つも本文に着手することなく次に移ってんじゃねえか。万難排しすぎて難どころかなんも残ってねえんだよお前は」

石橋を叩きすぎて橋が落ちちゃった的なね。

でも材木座の場合は単に、設定資料やプロットという形で妄想の垂れ流しをしたいだけなので、万難を排すなんてのは方便に過ぎない。
以下略



8: ◆eKyJN1MmLBRY[saga sage]
2015/11/06(金) 07:09:41.57 ID:0TdppLgvO
八幡「一本でもゲームを完成させたことあるか?ないだろ?」

材木座「な、なにを根拠にそう断言するのかわからぬでござるな!根拠もなしの決めつけはお断りいたそう!」

俺の問いにあからさまに動揺した材木座はわかりやすくキャラぶれを起こす。
以下略



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