過去ログ - 兄「伝説の剣を引き抜きに来たら妹に先越された……」
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101:名無しNIPPER[saga]
2015/11/10(火) 09:45:53.12 ID:PFgiH+cl0

――邪神軍本拠地・マシン王のラボ

カプセルの中の勇者「」コポコポ

カプセルの中の魔剣士「」コポコポ

屍鬼王「マシン王よ、いつまで篭っている気だ。出陣の儀はとっくに始まっているぞ。軍団長が欠席してどうする」

マシン王「ああ、指揮ならすべてあなたにお任せします、屍鬼王。

 ワタシは先日手に入れたサンプルの解析で手一杯なので」

屍鬼王「聖剣の勇者、か。邪神様に対抗しうる唯一の存在が、よもや我らの手に落ちるとは。

 この世界の命運も、もはや尽きたか」

マシン王「……屍鬼王、だからあなたは愚かなのです。生命体の底力を侮るな」

屍鬼王「それは貴殿も同じであろうが! 自らの肉体を鋼に変え、不老不死を望んだ――」

マシン王「黙れ、生きる屍風情が!! 誰が好き好んで、このような異形になどなるものか!!」ドゴン

屍鬼王「ぐはっ!!」ビターン

マシン王「……失礼。ですが、現に邪竜王さんは一介の戦士に敗れ去りました。やや反則じみてはいましたが。

 魔獣王さんを追い詰めた、魔王の娘も未だに健在。明日は我が身ということもあります」

屍鬼王「ふ、ふん! 言われずとも心得ておるわ!! それに、我も切り札を用意している、抜かりはない」

マシン王「だと良いのですが。まあ、ワタシも研究が一段落したら応援に行きます。

 それまでせいぜい生き延びて――ああ。ゾンビでしたね、アナタ」

屍鬼王「やかましいわ! 失礼する!」ワープ

マシン王「……愚かな。所詮、邪神様の靴の裏を舐めて、仮初の不死に酔っているだけの道化か。

 しかし、ワタシは違う!! 聖剣の力を我が物とし、その暁には……!!

 そのために、アナタ方には存分に役だってもらいますよ……」

カプセルの中の勇者「」コポコポ

カプセルの中の魔剣士「」コポコポ

マシン王「見ているがいい!! 邪神軍の最強は、このワタシなのだ! ギュィィィィン!!」


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