過去ログ - 兄「伝説の剣を引き抜きに来たら妹に先越された……」
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108:名無しNIPPER[saga]
2015/11/10(火) 13:04:01.60 ID:PFgiH+cl0
――小一時間経過



                           ・←俺ら

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S兄「はあ、はあ、はあ、はあ! よっしゃ、抜けたぁ!!」

魔女『合体解除!』

魔女「エルフ騎士、いるか!?」

エルフ騎士「ふふふふ、どうやら幸運の女神には見捨てられていないようだね」ズタボロ

魔女「おまっ、オークの群れに放り込まれた女騎士みたいになってるぞ!?」

エルフ騎士「心配無用! いざという時の自爆スイッチは常備している!」ポチットニー

魔女「意味がわからん!」

兄「気を抜くなよ。まだ第一関門を超えたところだ。これから敵の本陣まで突っ込むんだからな。

 魔女、もう一度合体だ!」カモーン

魔女「あ、それ無理。一度解除されたら六時間はチャージタイムが必要」

兄「マジか!?」

???『グハハハハ! つまり、あのとんでもないパワーは今使えない、ということか。結構結構』

???『ギャハハハハッ! 快進撃もここまでということか!』

魔女「なっ、この声!」

兄「邪竜王に、魔獣王だと!?」

邪竜王「その通りよ!! 三度合間見えたな!」

魔獣王「ギャハハハハッ! 聖剣の勇者はいないが、てめえとそこのチビにもデカイ借りがあったからな!

 地獄から舞い戻ってきてやったぜ!!」

魔女「この気配……キサマら、死霊に身をやつしおったか!」

邪竜王「そうさ、我らはもはや軍団長にあらず! 屍鬼軍団の一兵士に過ぎん」

魔獣王「もっとも屍鬼王の命令など聞きはしないがな。オレたちは自らの意思でここにいるのだ!」

邪竜王「誇りなど犬にくれてやったわ! 我らが望むのはただ一つ、勝利――」

魔女「浄化魔法」ペカー

邪竜王「ぎゃー」プシュー

魔獣王「うおおおー からだが くずれるー」プシュー

 チーン

兄「……ここに来るまでに、今のでゾンビとかスペクターとか百体単位で消してきたもんな」

エルフ騎士「え、今ので終わり!? いくらゾンビ特攻の魔法だからってあんまりじゃないか?」

魔女「ワシも瞬殺とは思わなんだ。素体の割に手を抜いて作ったんじゃないか、屍鬼王?」


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