過去ログ - 兄「伝説の剣を引き抜きに来たら妹に先越された……」
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113:名無しNIPPER[saga]
2015/11/10(火) 19:10:06.89 ID:PFgiH+cl0

マシン王「フィンガーミサイル!」ドシュドシュドシュドシュ

魔女「ふん。撃ち落とせ、インフェルノ!」ヒャボボボ ドドーン

マシン王「ダークビーム!」ビビビビビビ

魔女「当たるか! トールハンマー!」ヒョイ バリバリバリズドーン

マシン王「うおお!」グラッ

魔女「もう一丁! トールハンマー、からのインフェルノ!! ついでにメテオフォール!!」ヒューンヒューンズガガガガー

マシン王「ぐはっ!!」ドドドドーン

魔女「どうした、張り合いがないぞ? キサマ、あまりにも鈍重すぎる。もしやわざわざワシに、その首差し出しに来たのか? 殊勝だな」カッカッカ

マシン王「ギュォォォォォン! お見それしましたよ、魔女様。もはやお父上を遥かに超越している。その力を得るために、どれほどの犠牲を払いましたかな?」

魔女「キサマには関係なかろう。死を知らぬデク人形には分からん覚悟だ」オーラドシュー

マシン王「……ふっ。ならこちらも、切り札を切らせてもらいましょうか」

魔女「また軍団長のメカ怪獣でも出すのかの?」

マシン王「……聖剣よ!」ペカー

魔女「なんだと!? その輝き、まさか!!」

マシン王「そう! これはまさしく本物と寸分違わぬ聖剣!! しかもワタシ専用に調整した特注品、それが二本!!」ペカーペカー

魔女「わずか数日足らずで……しっかりせんかい、伝説の聖遺物!!」

マシン王「ギュィィィィン! もっとも、魔剣と妖刀のデータがあってこその業ではあります。しかし!」ラピットストリーム

マシン王「これの意味するところは、もはや聖剣の伝説はアナタ方の希望ではなく、絶望の象徴となったということです!!」ラピットストリーム

マシン王「悔しいですか? 憎らしいですか? いいでしょう、もっともっと絶望なさい!! そして知るのです、圧倒的な――」

兄「不意打ちダブルハンマー」ボカッ

マシン王「ほげっ!! な、どうやってこの高さまで!?」タンコブー

エルフ騎士「私が放り投げた!」エッヘン

マシン王「なんですって!? 屍鬼王、戦闘中になにをさせて――」

屍鬼王「」チーン

マシン王「マジ使えませんねアナタ!!」

兄「」シュタッ

兄「ちっ、あのデカブツ。ヒーローアイテムを量産しやがって。だがそれ以上に気になることがある!!

 てめえ! 妹は無事なんだろうな!!」

マシン王「妹? 勇者様の事ですか? ギュィィィィン!」

兄「何がおかしい!?」

エルフ騎士(あれ、笑い声なんだ……)

マシン王「彼女なら、ワタシのラボラトリで丁重に保管していますよ。なにしろ、聖剣のコピーには不可欠な人材ですからねえ!」ギュィィィィィン

兄「んにゃろう……」

魔女「……勇者兄、エルフ騎士。キサマ、先に行け!」

兄「え?」

魔女「ここは任させろと言うておる! もはや敵は邪神と、せいぜいいても魔剣士ぐらいなものだろう!

 こやつをスクラップにしたらすぐに行く。露払いを頼むぞ」サムズアップ

エルフ騎士「魔女殿……。兄殿、ここは!」

兄「分かってる! 上手くやれよ、魔女!」サムズアップ

 オイ、バイクドコダ? タシカ アッチノホウニ

マシン王「信頼、友情。大変結構ですが、少しワタシを見くびりすぎではありませんか?」

魔女「いや、妥当だろ」フンゾリ

マシン王「……シャクに障る小娘だ!」


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