過去ログ - 兄「伝説の剣を引き抜きに来たら妹に先越された……」
1- 20
128:名無しNIPPER[saga]
2015/11/12(木) 09:23:19.51 ID:u/8tBF1J0

エルフ騎士「その笑い声!」ヤッパヘンダ

マシン王「いらぬことをペラペラと! 廃棄処分にしたハズが、まだ動いていたとはな。腐っても魔王か。

 もっとも、その人格もたった今消去した!」ギュィィィィィン

邪神「それはいいけどよ、マシン王。謀反の現場を俺に抑えられてんだぜ、おめえ。隠れてなくていいのかい?」

マシン王「ギュォォォォン! もはやその必要は無いのです、邪神様!

 さあ、目覚めるのです!! ワタシのワタシによる聖剣軍団よ!」パッチン

カプセル「」イッセイニクパァ

コピー勇者軍団『ぎ』

コピー勇者軍団『ギュィィィィン!』ペカー

邪神「壮観だねえ、こいつは」

エルフ騎士「くっ……悍ましい、一人でもやかましいあの笑いがこの人数……」ヒィフゥミィ タクサンイル

コピー勇者軍団『おはようございます、邪神様。我々は今、この時より『聖剣王』を名乗らせていただきます。

 さあ! かつて我らの住む世界を侵略し、滅ぼした罪! 死をもって贖うのです!!』

邪神「こいつぁ面白え! 久しぶりに楽しめそうだぜ!」

聖剣王『そんな余裕はありません。この聖剣王は一体一体が聖剣の勇者と同等、あるいはそれ以上の戦闘能力を持つのです。

 加えて並列化された思考による連携戦闘。我らこそ、無敵のレギオン!』

エルフ騎士「おい、その前に一つ聞かせろ、さっきの話だ!」

聖剣王『なんですか?』

エルフ騎士「四貴皇を倒したという勇者様は、本物か? それともお前たちなのか?」

聖剣王『彼女は本物ですよ。必要なデータは揃ったのです、死にかけの少女はもう用済み』

エルフ騎士「死にかけとはどういうことだ!?」

聖剣王『ギュィィィィン! 簡単なことです、彼女の肉体は聖剣によって完全な兵器と化した。邪神を殺す剣に!

 が、代償として寿命のほとんどを失いました。仮に邪神を倒しても、それまでの命でしょう。

 神々の王も酷いものを創りましたねえ、ギュィィィィン!」

エルフ騎士「そうか。じゃあ、私は失礼する」ダット

邪神「おいおい、戦ってかないのか?」

エルフ騎士「お前たちのどちらにも加勢する理由がない。生き残った方を倒し、世界を救う。それまでだ」ダダダーッシュ

邪神「ドライだねえ。……ま、いいや。んじゃ、遊ぼうぜ聖剣王さんよ!」

マシン王(魔王)「では、ワタシは下がらせていただきます」

聖剣王A「よろしければリペアリングしますが?」

マシン王「必要ありません。ワタシはワタシで、もう一つの憂いを断ちに行きます。ご武運を」

聖剣王A「自分に激励されるというのも妙な気分だ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
205Res/241.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice