過去ログ - 兄「伝説の剣を引き抜きに来たら妹に先越された……」
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134:名無しNIPPER[saga]
2015/11/16(月) 20:35:41.20 ID:aZ8y03Z/0

エルフ騎士「ずいぶんと雰囲気が変わりましたね。まるで別人……むしろ別の生き物のようだ。もしやマシン王にナニカサレマシタ!?」ダダッ

勇者「……少し。聖剣に同調しやすいよう、少し体をいじられた」

エルフ騎士「なんですって!! ……ま、まさか前から後ろからコード突っ込まれて……ぐわわっ!!」ズドーン

勇者「……何を想像したの?」ドンビキ

エルフ騎士「ふっ、この私に不意打ちをカマそうなど50年早い!」グググッ

勇者「……それ、聖剣の模造品?」ググッ

エルフ騎士「さっきかっぱらいました。……しかし、なるほど。こうして見比べると、違いがよくわかる。偽物は蛍光色で光るのですね。

 貴方は本物のようだ!」グググッ

勇者「だったら剣を引いてくれませんか? あたしは行かなければいけません、邪神を倒しに」ガキン

エルフ騎士「その結果、自分が死ぬことになってもですか?」ハアハア

勇者「…………」スチャ

エルフ騎士「聖剣は、人間を邪神に対抗する兵器に改造するもの。そして、力と引き換えに所有者の命を奪うとも!

 そのことを知った上で、まだ戦おうというのですか!」ダッ

勇者「…………」ガキン

エルフ騎士「戦いとなれば、私だって命を賭けます。しかし、それは必ず生きて帰るという覚悟があってこそのこと!

 決死隊になど志願する気はありませんし、殺されるぐらいなら逃げます」ガガッ

勇者「つまり?」カキョン

エルフ騎士「死ぬと分かっていて、同じパーティの仲間を送り出すのは、私の主義に反するのです! さあ、返答を! 勇者様!!」キュイン

勇者「……エルフ騎士さん。少し、違います。私は――」


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