過去ログ - 兄「伝説の剣を引き抜きに来たら妹に先越された……」
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182:名無しNIPPER[saga]
2015/12/20(日) 18:03:29.51 ID:x3Gj1H0a0

もあもあもあもあ〜

魔神「……耐え切ったか。が、もはやその体では戦えまい」

兄「…………」ズーン

エルフ騎士「ぐ、うう……あ、兄殿……左腕が!」バタンキュー

エルフ騎士(ふ、振り落とされてしまった……。は、早く兄殿の元へ戻らなければ! 今の兄殿は一人で動くこともままならないのだ!

 それに、妹殿の姿も土煙のせいで見えない! あの爆発で吹っ飛んでしまったか!? 無事でいてくれるといいが、

 それよりなによりもう一度今のが来たら間違うなくアウトだ!)

魔神「もはや次の一撃は耐えられない、と考えているね……。安心したまえ」

エルフ騎士「!?」

魔神「片腕を失った君はもはや、戦士として死んだも同然。幸い、今の一撃でここいら一帯、大気中の魔力が飽和状態になった。

 これなら再び次元の門を開くことも容易い。開け! ゲート・オブ・イゾルテ!!」グゴゴゴゴゴゴッ

隻眼の大巨人「グォォォォォォォォォオオオオオ!!」ズシーン

魔神「大きさは君と互角だ。私は高みの見物とさせてもらうよ。せいぜい頑張りたまえ、ハハハハッ」

エルフ騎士「んにゃろう、完っ全に遊んでいやがる!!」ピョーン スタッ

エルフ騎士「……まだ戦えるか、兄殿?」

兄「マッシ!」シュワッ

エルフ騎士「……いくぞ」

兄「ゴアッ!!」ダッ

大巨人「グアッ!!」ゴッ

エルフ騎士「ぐぅぅぅ! なんつー馬鹿力だよ、このデカブツ!! はあ、はあ、はあ……」

エルフ騎士(もう、私の魔力も尽きかけている……これ以上、兄殿を操作できない……!! くそったれ、私に魔女殿ぐらいの力があれば――)

兄「シュワッチ!」グッ

エルフ騎士「……すまん、弱気は禁物だな! シャァッ!! コークスクリュー!」グォォッ

大巨人「グアアアアッ!」ドカーン

エルフ騎士「はあ、はあ、はあ、はあ! どうだ――」

魔神「ゲート・オブ・イゾルテ」バッ

大巨人軍団『グオオオオオオオオオッ!!』

エルフ騎士「……マジかよ、クソッタレ……」


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