過去ログ - 兄「伝説の剣を引き抜きに来たら妹に先越された……」
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191:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 13:59:14.72 ID:KBVJEg9q0
妹拳『何にしても、一件落着――』

魔女「まだだ! あれを見ろ!!」


破壊神「魔神までも退けられたか」

暗黒神「なら次は私の出番だな」

軍神「否! あの地を攻めるのは我が軍勢なり!」

貧乏神「いやいやいや、儂の法力を持って破滅させてやろう」


GB「まさか、次の神様連中だってのかよ! それもあんなに……」

エルフ騎士「一体でもこの騒ぎだっていうのに、あの数がやってきたら……」

妹拳「早く門を閉めないと!」

魔女「それだけでは駄目だ。こちらの魔法陣を壊しても、魔神は自力で門を開けて大巨人を呼び出していた。奴らの侵入を完全に防ぐには、この世界と別の世界との接点を、完全に破壊する必要がありそうだ」

GB「方法はあるのか?」

魔女「今の我らであれば、おそらくは。あの門の向こうに入って、次元境界面そのものを粉砕するのだ」

妹拳『……それ、帰ってこられなくなるんじゃないですか、あたしたち』

魔女「それだけで済む話なら良いがな。首尾よく粉砕できても、我らは次元の狭間を彷徨う迷い子になるだろう」

エルフ騎士「重大な決断を迫られているのに、あまり悠長にしている時間はなさそうだぞ」

GB「この場でいつ果てるかもわからねえ敵を迎え撃ち続けるか、門の向こうの新天地を探しに行くか。ハッ、なら俺は飛び込む方に賛成だ)

妹拳『……あたしもそれでいいと思う。どっちにしても、あたしはもう普通の人間には戻れないから、近いうちにこの世界から姿を消すつもりだったし』

GB「初耳だぞ、それ」

妹拳『言ってないし』

エルフ騎士「なら、決まりだ。次元ナントカを壊しに行く」

魔女「ワシの意見がスルーされとるぞ」

エルフ騎士「聞くまでもないと思ったのですが」

魔女「まあな」

エルフ騎士「……グレートブラザー、GO!!」

GB「よっしゃあ! 突撃ぃぃぃぃぃーっ!!」

疫病神「では、次の相手はこのへぶしっ!?」ズドーン

GB「邪魔」

暗黒神「なんだと! 自らこの空間に飛び込んできた!?」

破壊神「ここは高次元生命体しか存在することができん! どうやって――」

エルフ騎士「知恵と勇気と根性だ!! 術式選択――」

妹拳『スタイルチェンジ! ソードフォーム!!』

魔女「カカカカッ! 兄殿、どうだ、念願叶っての聖剣は? なかなかサマになってるじゃないか!」

GB「そういやそうだった」

エルフ騎士「動かしてるのは私だがな! ディバインセイバー、MAXACT!!」

妹剣『ターゲット、ロック! 次元の境界線を捉えました!!』

魔女「今だ、たたっ斬れぃ!!」

エルフ騎士「ディ――」

GB「超・次元!! 討・竜・だぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」ズバッシャー

エルフ騎士「またセリフ取られたー!!」

暗黒神「うおおおお! た、退避だぁー!!」

破壊神「今更間に合わんよ。終わりだ」

 ズッドォォォォォォォォォォッォォォォォン


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