過去ログ - 兄「伝説の剣を引き抜きに来たら妹に先越された……」
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32:名無しNIPPER
2015/11/07(土) 20:07:21.26 ID:VyMNeXUF0
邪神「時に、マシン王。例の物はどうなっている?」

マシン王「は、は! 先日手に入れた素材と、見事に合致いたしました!

 今日いっぱいの調整を施せば、明日にでも出撃可能です」

邪神「そいつはいい! なら準備ができたら聖剣の勇者にぶつけろ」

マシン王「よろしいので?」

邪神「構わねえ。聖剣の勇者を倒す、そのための『魔剣』だろ?

 魔獣王。そんなわけだから、次の出撃はマシン王に譲ってやっちゃくれねえか?」

魔獣王「お、オヤジがそうおっしゃるなら……」

邪神「ありがとうよ」


翌日・第七部隊駐屯地


兵士A「戻ったぞ〜」

兵士B「疲れた〜」

エルフ騎士「ご苦労だった。で、村の様子は?」

兵士C「ダメです。相変わらず村人たちは石化したままでした」

兵士A「石化の呪いを掛けたのは、邪竜王とは別の術師だったんでしょう。

 ただ――」

エルフ騎士「ただ?」

兵士C「どうやらあの呪いは害意があってのものではなく、村人を敵の攻撃から守るためのものだったようです。

 現に、石化自体は本国の呪術師ならすぐに解ける程度のものですし」

兵士B「風雨で摩耗しないようにシールド魔法も重ねて掛かっていました」

エルフ騎士「誰がそんなことを?」

兵士A「そこまでは……」


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