過去ログ - 兄「伝説の剣を引き抜きに来たら妹に先越された……」
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53:名無しNIPPER
2015/11/08(日) 16:35:52.20 ID:s1VDjzCs0
留置場跡地近辺――

???「トールハンマー!」バリバリバリバリッ

???「間髪入れずにマグマドライブ! からの連携インフェルノ!!」ヒュボボボボボッ

???「トドメのマキシテンペスト!!」ビュオォォォォォォッ

???「トドメにトドメを重ねたコキュートスブレス!!」ビキビキビキビキッ

???「ぜえ、ぜえ、いくら何でも四属性禁呪文の四連打は疲れる……」

マシン兵『破壊セヨ。抹殺セヨ』ガションガションガションガション

???「ちぃぃっ! まだ出てくるか、忌々しいデク人形どもめ!!

 奴らが湧き出てくる穴に突撃したのは良いが、もっと慎重になるべきだったか?

 ……いや、ここで一気でも多く食い止めねば、それだけ街の被害が増す!! 踏ん張らんかい、ワシ!!」

スピーカー『ギュィィィィン!

 弱者が己の全てをかけて他者を守ろうとする。安っぽいヒロイズムですが、なかなかどうして。

 感動的ではないですか、魔王陛下』

???「マシン王!! どこから見ておる! 姿を表せぃ!!」

スピーカー『ここはワタシの基地ですよ。監視カメラはそこかしこにあるのです。

 それともう一つ。ワタシの意識はマシン兵の一体一体にも分散してインストールしてあります。

 つまり、あなたの目の前にいる雑兵全てがワタシであり、我が手足なのです』

???「そうかい。なら、ますますこいつらを全部ぶっ壊さにゃならなくなったな」

スピーカー『威勢がいいのは結構ですが、いかに魔王陛下といえども――』

???「ワシを魔王と呼ぶでないわ!!

 それは偉大なる我が祖父から、誇り高き我が父が賜った聖名!!」

スピーカー『しかし、お祖父様もお父様も亡くなられた今、次代の魔王はあなたが継いだはずではありませんか?

 ……魔女、様?』

魔女「父上を手に掛けたキサマがほざくなぁぁぁぁっ!!

 無属性禁呪文、ジハード!!」ズガガガガガガーッ

魔女「はあ、はあ、はあ、はあ……。

 ワシが魔王を名乗るのは、キサマを殺し、父上の仇を討った時じゃ!!」

スピーカー『では、残念ですがあなたは永遠に魔王にはなれませぬな。

 ギュィィィィン!!』ブツッ

魔女「忌々しい、あの耳障りな笑い声……すぐに出せなくしてやる……!」

マシン兵『』ガシャンガシャンガシャンガシャン

魔女「まだ来るか!!」チャージチュウ

魔女「シャイィィィィン――ん?」パラパラ

魔女「なんじゃ、天井から――うわっと!!」

 ズガーン

兄「よっと。開通開通! うっわ、いるいる! マシン兵がわらわらわら♪」

魔女「き、キサマは!!」

兄「ん?」


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