過去ログ - 兄「伝説の剣を引き抜きに来たら妹に先越された……」
1- 20
97:名無しNIPPER[saga]
2015/11/10(火) 08:33:49.14 ID:PFgiH+cl0

――中継基地・食堂

兄「」モッチャモッチャモッチャモッチャ

魔女「で、起きてまずこれかい! もう何人前食べてんのさ?」

兄「」モッチャモッチャゴックン

兄「いや、我に返ったら急に空腹感がな……。これから敵陣に乗り込むんだから、準備は入念にしないと」

魔女「準備って……食いだめすることが準備か!? というか、やっぱり戦う気マンマンなんだね」

兄「もちろん」

魔女「んじゃ、食いながらでいいから聞きな。あまり余裕もないからね。

 まず、現在地は最前線のすぐ手前。エルフ騎士は、ここから西へ下ったあたりで大部隊を編成している。まずそこに合流するぞ」

兄「それ、遠い?」モッチャモッチャモッチャモッチャ

魔女「歩いて二日、バイク飛ばせば一日足らずってところか。ワシが魔法で飛んでいってもいいが、キサマを運ぶのは骨だ。

 さて問題は、前線と目と鼻の先で、邪神軍の大軍が確認されていることだ。まず、正面の湿地帯に二十五万」

兄「二十五ぉ!? まず!?」モッチャモッチャモッチャモッチャ

魔女「さらに、湿地帯を迂回して左右の平原と山岳地帯をそれぞれ十万ずつ。邪竜軍を筆頭に航空戦力と、海からも同規模の戦力が押し寄せている。

 さらにさらに、その後方からもとんでもない数の敵が押し寄せて……その総数、ざっくり百二十万だ」

兄「……Oh」モッチャモッチャモッチャモッチャ

魔女「ちなみに、三国志で最大の戦力を持っていたと言われる魏でも、最大限に兵士を動員して二十六万だったと言われている。

 まあ邪神軍はすべて魔力で作られた魔導生物かマシン兵、あとは屍鬼軍団だからな。

 加えて、こっちの切り札とも呼べる聖剣の勇者は敵の掌中。普通に考えたら万事休すだ」ヤレヤレ

兄「誰かー! お客様の中に呂布か曹操将軍はいらっしゃいませんかー!? もしくはゴルゴ!」モッチャモッチャモッチャモッチャ

魔女「むしろ青いネコ型ロボットに頼りたいよ、ワシは。だがな、自力でなんとかせにゃならんのが現実の厳しいところさ。

 ワシだって死にたくない。誰だって殺されるのは嫌だ。だったら、戦って生を勝ち取るしかない。そうだろ?」

兄「はぁぁぁ、やだなぁ、逃げ出したいなあ」モッチャモッチャゴックン

兄「んじゃ、出発するとしますか!」

魔女「ああ。足なら確保してある。また2ケツしてくれ」

兄「君と密着してもなあ」

魔女「贅沢言うなよ。混浴もした相手に連れないな」

兄「そっちは服着たままだったのに」トーイメ


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
205Res/241.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice