20:名無しNIPPER
2015/11/06(金) 23:03:33.83 ID:seSbdc9V0
星のように遠く離れた場所でキラキラと輝いて、夢と希望と笑顔を振りまく。
なんだ、やっぱり愛梨にはアイドルの才能があったんじゃないか。
私は間違っていなかった。
私は唇の端だけで笑った。
「どうかしましたか?」
愛梨が不思議そうに私の顔を覗き込む。
私は何を愛梨に押し付けていたんだろうか。
何を求めていたんだろうか。
「なんでもない。それより、あんたは隙だらけだから気を付けてよね」
「好きだらけ? プ、プロデューサーさんのことですか!?」
きっと、私の思いは正しく伝わらない。
だったらせめて、愛梨の笑顔が曇らないようにしよう。
少しでも長く、私やみんなの偶像でいてもらえるようにしよう。
それが、私なりの責任。
おわり
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