過去ログ - 雪乃「温泉を求めて？」 -SS速報VIP

過去ログ - 雪乃「温泉を求めて？」

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5:名無しNIPPER[saga]
2015/11/06(金) 23:04:51.93 ID:LO0oKpF50
五度目の休憩を挟んでしばらくした頃
雪ノ下は疲労でフラフラしていた…その内、道から落ちたりしないよな？…

雪乃「きゃあっ！……」

以下略

6:名無しNIPPER[saga]
2015/11/06(金) 23:05:47.29 ID:LO0oKpF50
八幡「だがな……雪ノ下…」

急に雪ノ下に手を繋がれた……えっ？何？……何？…

雪乃「こ、こうすれば落ちないわ…///」

以下略

7:名無しNIPPER[sage]
2015/11/06(金) 23:05:54.26 ID:ZxyiNA24o
おお、来た

8:名無しNIPPER[saga]
2015/11/06(金) 23:09:33.24 ID:LO0oKpF50
雪ノ下さんと来たときより倍近い時間をかけてやっとこさ例の秘湯に着いた。
そしていつかやったように先客がいないか服を着たまま確かめる……またまた運がいい……先客ナシだ

八幡「おい、雪ノ下！先客ナシだツイてるぞ」

以下略

9:名無しNIPPER[saga]
2015/11/06(金) 23:11:06.93 ID:LO0oKpF50
八幡「お前水着かなんかは持ってきてるのか？」

雪乃「何を言ってるのかしら？比企谷君？本来温泉は水着を着て入るものじゃないわ」

八幡「それはそうだが……俺と……」

以下略

10:名無しNIPPER[saga]
2015/11/06(金) 23:12:46.82 ID:LO0oKpF50
例のごとく俺は何も身に付けず雪ノ下より先に硫黄の匂いがする白く濁った温泉に入っていた…前ほどの疲労は無かったがやはり険しい道中だったので筋肉は強ばっていた……体中から力が抜けていく……ほど良い温度に思わずため息をつく……そろそろ雪ノ下も来ることだろう、俺は脱衣所から背を向けた。少し遠くでチャポンと水が……いやお湯か…、が跳ねる音がした。

雪乃「お湯が温かくて気持ちいいわね……」

すぐ近くで雪ノ下の声がした……どうやら俺のすぐ後ろに腰を下ろしたらしい

以下略

11:名無しNIPPER[saga]
2015/11/06(金) 23:14:16.41 ID:LO0oKpF50
雪乃「……姉さんと……姉さんとここでどんな話をしたのかしら？」

ふいに雪ノ下が口を開く

八幡「それは……そうだな……他愛も無い話ってやつかな？……」

以下略

12:名無しNIPPER[saga]
2015/11/06(金) 23:15:22.72 ID:LO0oKpF50
雪ノ下陽乃との会話を思い出す……普段ならしないような話から見えてくる普段見せないような顔……実際顔を見てた訳じゃないけどな……雪ノ下雪乃はどんな顔を見せるのだろう……

八幡「なぁ……雪ノ下……お前って……」

雪乃「嫌よ、教えないわ」

以下略

13:名無しNIPPER[saga]
2015/11/06(金) 23:17:06.21 ID:LO0oKpF50
雪乃「自分の夢は自分だけの物よ…おいそれと他人に語ったりはしないわ」

流石、氷の女王。温泉のなかでも頭の中は冷えてるらしい…
パシャっといきなりお湯が頭にかかる

以下略

14:名無しNIPPER[saga]
2015/11/06(金) 23:18:42.62 ID:LO0oKpF50
まぁお察しの通り雪ノ下と下山し終える頃には辺りはすっかり暗くなってしまっていた……準備が良い事に彼女は懐中電灯とかその他諸々山登りに必要な備品を完璧に用意していたらしい……というかバスタオルと飲み水くらいしか用意していなかった自分の不備を反省した……

雪乃「ごめんなさい……比企谷君……私のせいで遅くなってしまったわ」

八幡「あぁ……気にするな……それよりさっさと駅に行こうぜ」

以下略

15:名無しNIPPER[saga]
2015/11/06(金) 23:21:13.46 ID:LO0oKpF50
駅にあったベンチに腰掛ける……雪ノ下がすぐとなりに座る……というかピッタリくっついて座った……柔らかい感触と共に良い匂いがする……なんで女子ってこんな良い匂いがするんですかねぇ

八幡「な、なぁ雪ノ下……近すぎねぇか…///」

雪乃「あ、暖かくなってきたと言ってもまだ夜は寒いわ比企谷君……///」

以下略

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