過去ログ - 八幡「俺が変われば、世界も変わる その3」
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931:名無しNIPPER[sage]
2015/11/26(木) 14:00:39.78 ID:tOH0QWlN0
また、数年後の千葉市内のとあるマンション…

八幡「ただいま〜!」

優美子「おかえりなさい、八幡!」

…………

八幡「御馳走様でした。美味かったよ、優美子」

優美子「お粗末様、どう、あーしも少しは腕上げたかな?」

八幡「そうだな、普通に美味いんだが…」

…………

優美子「…八幡…その、話があるんだけど…」

八幡「ん、どうした?」

優美子「この前、姫菜と会った時聞いたんだけど…戸部が会社の同僚に強引に誘われて、新宿のキャバクラに行ったんだって!」

八幡「…はぁ、戸部にも付き合いってものがあるんだろ?その位で責められるのは、戸部も可哀想に…」

優美子「あぁぁぁん?八幡、あんたまさか…」

八幡「いやっ、俺はそんな面倒な所には行かないし!」

優美子「冗談だって!あんたそんな所に行かないのは解ってるし!…話がそれたけど、そのキャバクラで結衣が働いていたんだって!」

八幡「へぇ、由比ヶ浜がキャバクラでね〜、ある意味、天職か?」

優美子「それが、戸部の話だと何か雰囲気が変わっていて、可愛いんだけど何だか薄気味悪かったって言ってた。」

八幡「ふうん、由比ヶ浜がね〜」

優美子「それだけじゃなくて、今結衣、隼人と同棲してるんだって!」

八幡「はぁ?何だそりゃ!」

優美子「何でも隼人の奴、大学の費用を貯める為にホスト始めたけど、先輩ホストのお客を怒らせるような事してしまって、
    お店に損害を与えたらしいの。それで、それまで貯めていた大学の資金を全部取り上げられたらしくて、そこで
    大学進学は諦めたらしいって。結局ホストとして働いてるみたいだけど、顔だけじゃダメな世界らしくて、苦労
    してるみたいよ。そんな時に結衣と再会して、同棲を始めたってさ」

八幡「ふぅん、葉山の奴、雪ノ下はどうするんだ?雪ノ下の事諦めてなかったと思ったんだけど…」

優美子「それが、結衣の奴もそれを知ってるらしくて、隼人の応援をしてるらしいの。戸部の話だと、結衣のキャバクラに
    隼人がやって来たらしいけど、隼人や結衣の目付きが変だったって言ってたらしいよ。絶対何かクスリやってるって…」

八幡「…何か、言葉が出ないな…」

優美子「そういえば、雪ノ下さんだって、今結構酷い状態なんでしょ?」

八幡「まあな。陽乃さんの話だと、離婚して戻って来てから、ずっと部屋に閉じ籠ったままらしい。いつも奉仕部の写真を
   見ながら泣いてるって…時々、自分の身体を掻き毟って『汚れが落ちない!』って叫んでるらしい…」

優美子「あんた…まさか雪ノ下さんに逢うつもり?」

八幡「馬鹿言うなよ…今更逢うつもりも無いし…優美子が居るのに…」

優美子「…バカ…」


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