過去ログ - 勇者「デブと一緒に旅に出ることになった」
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3: ◆LsZ4kFgXss
2015/11/07(土) 21:19:32.27 ID:44LsxRBV0
デェブ「なんでだよ! どっか旅行行くのか!?」

勇者「うるせぇ! 良いからまとめろ!」

デェブはのろのろと荷物をまとめはじめた。
数分後、荷造りが済んだらしく、デェブは立ち上がった。
勇者とデェブは家から出て、町の終わりまでなりふり構わず走ったのだった。

やっと関所に着いた。
町と外界は高い塀で遮断され、扉はかたく閉ざされている。
塀を乗り越えるより他に、町を出る手段はなさそうだった。

勇者「俺が塀の向こうにロープを引っかけて上に登る」

勇者「デェブは後から来い。お前は運動が苦手だから俺の支援が必要だろう」

デェブ「いやいやちっと待ってくれよ勇者さんよォ! 僕は家でゴロゴロ……」

警官「やいやい! テメェら何もんだゴラ! 待てぇい!」

背後からキィキィ声が聞こえた。
二人をテロリストと見間違えた警官が追いかけてきたのだ。
確かに、深夜に大人の男がたった二人で、暗がりでゴソゴソやっているのだ。
テロリストが爆弾をしかけていると勘違いしても、おかしくない。

勇者「デェブ! 乗り越えるぞ! 俺についてこいッ!」

デェブ「わ、わぁ〜待っちくり〜」




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