過去ログ - 勇者「デブと一緒に旅に出ることになった」
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41: ◆LsZ4kFgXss
2015/11/12(木) 01:23:38.61 ID:3zCLWqiR0
ハゲ「どうかな? そなたも朕らと共に勇者が世直しする瞬間を眺めたくはないか?」

ハゲ(ここで娘をパーティーに引き入れねば、野郎三人組のまま旅を続けることになる。正念場の到来であるぞ)

ソラト「えっ、そんな急に言われてもあたし」オロオロ

ハゲ「ここでゴマ粥をすすり一生を終えるか、朕らについてきてご馳走にありつくか」

ハゲ「どちらがそなたにとって幸せであるか、考えてみれば明らかであろう」

ハゲ(エサで釣っているようにも取れるが、この娘に一番効くのは食べ物や財産関連の話!)

勇者「ハゲ! 娘は無事か!?」トビラバーン

ハゲ「おお、勇者! どうしてここが分かったのだ?」

勇者「デェブに大体の道を教えてもらった。こいつ意外と抜け目ないんだよな」

デェブ「うぐぐ……」ニヤリ

ソラト「うわぁ、酷い怪我! 待ってて、薬草を調合して薬を作ってくるから」

ハゲ「そなたは調薬の知識もあるのか」

ソラト「昔、お母さんに教わったことがあって。材料が少ないから期待はしないでよ」

勇者「なんでもいいから早く持ってきてくれ! 無駄話を叩くヒマあるなら調薬しろ!」

ソラト「……ふんっ」トビラバーン

ハゲ「デェブを救いたい気持ちは分かるが、少し言い過ぎではないのかね」

ハゲ「怒って出ていってしまったぞ」

勇者「命を救ってやったんだ、これくらい当然さ! 今度はあの娘が俺らを救う番だ。これでおあいこだ」

ソラト(なにあいつ! 人が親切に薬を作ってやろうとしてるのに! 悔しい、あんなクズに救われた自分が猛烈に悔しい)ギリギリ




 







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