過去ログ - 【ゆるゆり】BAR Funamiの日常
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27:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:51:57.21 ID:Ms5wpsxYo



向日葵「実は私と櫻子は小さい頃からの幼馴染で、大人になった今でもずっと付き合いがあるんですわ」


向日葵「その櫻子が……最近帰りが遅いんですの。あの子は大人になった今でも子供の頃と変わらないような子でして……私は色々と心配していたんです」


向日葵「そしてつい先日のこと……私は偶然櫻子の服のポケットから、この名刺を発見しました。心配を重ねていたところにこんな名刺が出て来ちゃったものですから、私は櫻子に問い詰めました……『最近夜な夜な帰りが遅いのは、こういうことなんですのね!?』と……」

綾乃「まあ……そう考えちゃうのも無理はないかもね」


向日葵「櫻子は否定しました。これは道を歩いてたときにお店の人たちに貰ったものだと……でも感情的になっていた私にそれは信じられませんでした。こんなオシャレな名刺のバーが、そこらで名刺を配ってるとは思えなくて……」


結衣「うっ……」ずきん

京子「な、なるほど……一理あるかも」


向日葵「一向に信じない私に櫻子は怒って、喧嘩になっちゃって……それで私は今日ここに来たんです! 櫻子が通っているかもしれないお店が、どういうものか確かめるために……あの子が言っていることが、本当かどうかを確かめるために」

あかり「そういうことだったんだ……」



結衣「もっ、申し訳ありません!」ばっ

向日葵「えっ……」


結衣「私の知らないところで、そんなことが起こってたなんて……一体どう責任を取ればいいのか……!」

向日葵「そ、そんな……マスターのせいじゃありませんわ」

京子「そうだよマスター。オシャレすぎる名刺を作っちゃったのがアレだったんだよね。もう少しダサくすればよかったのかなぁ」

結衣「いや違うだろ!! お前が調子にのってポンポン配るからこんなことになったんじゃないか!///」

京子「私のせいなの!?」

綾乃「そりゃそうよ!!」


向日葵「大丈夫ですわみなさん。全ては私の勘違いだったんですから……帰って櫻子にちゃんと謝ることにします」

京子「うーむ……名刺作戦がこんなことになるとはなぁ」

あかり「よく考えて宣伝しないとだねぇ」



向日葵「でも今日来てみてよかったですわ。怖そうなバーを想像してたんですけど、雰囲気もいいですし……優しそうな人がたくさんいますもの」

京子「おっ、だよねー!」

向日葵「お酒もおいしいですし……これからも贔屓にしていいですか?」

結衣「ほ、本当ですか!?///」

綾乃「あら、やったわねマスター」

京子「ほーら名刺効果出てるじゃーん! というわけでカンパリオレンジよろしくぅ!」

結衣「し、仕方ないな……作ってやるよっ」

あかり「よかったねぇ結衣ちゃん」

京子「よーし、バンバン飲もーう!」


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