過去ログ - 【ゆるゆり】BAR Funamiの日常
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:33:34.76 ID:Ms5wpsxYo
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あわただしい都会の町。

めまぐるしく動く社会。

そんな喧騒から逃げるように入った路地に、その店はあります。

BAR Funami……疲れたあなたに癒しを与える、小さいけど温かいバー。

今日はいったい、どんなお客さんが来てくれるのでしょうか。





カランコロン……


あかり「あっ」


「「「「 いらっしゃいませ!! 」」」」


結衣(お、お客さんだ……新規のお客さんだ!)


やってきたのは、結衣や京子と同じくらいの年と思われる女性だった。

長いポニーテールは腰元まであり、外は雨が降っているのか、しっとりと濡れて落ちついている。


あかり「いらっしゃいませ、どうぞこちらのお席へ」

「あ、ありがとう……」ぐすっ


ちなつ(えっ?)

京子(な、泣いてる……?)


女性は少しだけ泣いているようだった。

気品の良さそうなコートをあかりが受け取る。結衣の高さからではうつむきがちの髪に隠れて表情が読めなかったが、ちなつや京子は彼女が泣いていることにいち早く気づいた。



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