22: ◆/jBaXVZ2IA[saga]
2015/11/10(火) 11:14:55.39 ID:n+f1nIOt0
そこは、少しだけ薄掛かった、夜だった。
足元には優しく柔らかいヒカリの塊がたくさん満ちていて、私は裸足のまま夜の草原を歩く。
どこからか、懐かしい歌が聞こえてくる。
始まってゆく
果てなく続くひとつの道を
駆け出してゆく
まっさらな名もない希望を抱いて
どんな行き先でも
喜びと悲しみは廻る
辛くても進んでゆけるのは
大切な夢があるから
Start この My Life Song
私の歌声で
どこまでも響け
Feel 感じるまま
好きなメロディーでいい
それを心と呼ぼう
Stay この My Love Song
エールくれる人よ
愛を込め贈ろう
Shine 輝いて
ねぇ幸せあれ
いま明日が生まれる
「春香!」
「遅いよ!」
「待ってたんだから!」
「これでみんな集合だね!」
「だね!」
「遅いですよー!」
「そうせかしちゃだめよ」
「春香らしいっちゃらしいわね」
「もう待ちくたびれちゃったの」
「急いで転ばないようにねー!」
「思いは、伝えられたようですね」
「おかえりなさい。春香」
「うん!ただいま!」
終わらない My Song...
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