過去ログ - 沙紀「モーニンググローリーにくちづけを」
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◆ksPx5/M7Wg
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2015/11/10(火) 12:32:08.43 ID:FcEB01qJO
なんだろう、どこで知ったにおいなんだろうって考えながら体の向きを変えると、大きな背中が視界に飛び込んできた。
少し武骨で、どこからどう見てもそれは男の人の背中だった。
お父さんよりも若くて、そう、多分プロデューサーくらいの年齢の人だとおもう。
以下略
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◆ksPx5/M7Wg
[saga]
2015/11/10(火) 12:33:02.97 ID:FcEB01qJO
えっと、どういうことっすかね?
アタシもプロデューサーもなんでか服を脱いでて、同じベッドに寝ていて、朝を迎えて。
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◆ksPx5/M7Wg
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2015/11/10(火) 12:34:15.27 ID:FcEB01qJO
反対に頭は冴え始めてきて、ようやく思い出してきた。
ロケで地方に来て、さぁホテルへと向かうと、なんの手違いか部屋がひとつしか予約できてなくて。
おまけに空きもないとのことで二人で同じ部屋に泊まったんだ。
以下略
7
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◆ksPx5/M7Wg
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2015/11/10(火) 12:35:25.55 ID:FcEB01qJO
つまりはそういうことだよね。
そういうことだ。
どうしよう。
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8
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◆ksPx5/M7Wg
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2015/11/10(火) 12:36:10.45 ID:FcEB01qJO
そんなアタシの気持ちなんて知らずにすうすうと気持ち良さそうに寝息を立てるプロデューサー。
なんか、ムカつく。
ムカつくっす。
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9
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◆ksPx5/M7Wg
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2015/11/10(火) 12:37:42.80 ID:FcEB01qJO
だからアタシは快適な睡眠をとれてるだろうプロデューサーにちょっかいをかけることにした。
ターゲットは顔。
今度も同じようにゆっくり手を伸ばしていく。
以下略
10
:
◆ksPx5/M7Wg
[saga]
2015/11/10(火) 12:40:05.17 ID:FcEB01qJO
むぅ、ここまでして起きないなんてよっぽど楽しい夢を見ているに違いない。
なおさら面白くない。
でもここでムキになっちゃうのもなんだかな。
以下略
11
:
◆ksPx5/M7Wg
[saga]
2015/11/10(火) 12:41:36.59 ID:FcEB01qJO
それにしても、寝顔をこうまじまじと見るなんて。
普段では見れない無防備な姿にどくんと鼓動がひとつ大げさに跳ねた。
遊園地で手を繋いだときよりも、喫茶店で隣に座ったときよりもドキドキが強くて、今にも口から心臓が飛び出ちゃいそう。
以下略
12
:
◆ksPx5/M7Wg
[saga]
2015/11/10(火) 12:42:42.56 ID:FcEB01qJO
ベッドから降りて立ってみると、ふわふわした感覚があってどこか夢心地。
完全に浮かれきっちゃってるって頭でわかっていても、それを指摘するアタシはどこにもいない。
枕元に昨日身につけていたブラを発見。
以下略
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◆ksPx5/M7Wg
[saga]
2015/11/10(火) 12:44:47.31 ID:FcEB01qJO
「沙紀は青が似合うよなぁ」って言ってくれたから、そこから手に取る服は青色が多くなった。
もちろん全身青にするなんてコーデはしないけど、今日は見えない場所に。
勝負下着っていうたいそうなものじゃないけど、かわいいのにしてよかった。
以下略
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