3:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/10(火) 23:46:57.64 ID:fk92G9zco
京子「今は何かしてたの?」
結衣「別に。軽く掃除でもしようかなと思ったけど、思った瞬間京子が来たからできなかったよ」
京子「掃除ってのは普段からしておかなきゃだめなんだぞー。ほらお菓子こんなとこに置いといたら踏んづけちゃうよ」
結衣「それは今京子のリュックから出てきたやつだ」
京子「これ最近発売したやつなんだけど結構おいしくてさー! 食べてみる?」
結衣「へぇ、じゃあ貰おうかな」
京子「よーし、さっそく食べながらゲームといきますか」
結衣「いいよ、なにやる?」
京子「あれ進めさせてよ、この前のやつ」
結衣「あーあれか。そういやまだ序盤だったな」
京子「今日一日でクリアしてみせるよ〜! 私たくさん寝溜めてきたから、徹夜の覚悟はばっちり!」
結衣「私がばっちりじゃないよ……ま、頑張ってなるべく起きるけど。どうせ明日も何もないしな」
京子「そうそう。 いや〜夏休みって最高だね〜♪」
結衣「京子宿題どのくらい進んでる?」
京子「えーっとさしずめは装備の強化と魔法習得と……うーん、効率よくレベル上げもしないとだ」
結衣「……だと思ったよ」
京子「もうっ、これから遊ぶってときに宿題の話は禁止でしょ!」
結衣「とことん遊ぶからこそあらかじめ……はぁ、まあいっか」
京子「えへへ……私今日すっごく楽しみだったんだからね。よっしゃーとことん遊ぶぞ〜!」ぱかっ
結衣(……楽しみ、か……///)
京子はてきぱきとゲームハードにディスクを挿入し、お菓子の準備も整えてさっそく万全の態勢を敷いた。
画面に映ったのは私がずいぶん昔にクリアしたファンタジーRPG。進めるのは以前作成したばかりの京子のデータだ。
きっと長い旅になるだろう。先の展開を知っているだけに新鮮味こそないのだが、私もやはり楽しみに思えていた。
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