24: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2015/11/11(水) 19:20:36.77 ID:Pyanq1cTo
男(考え過ぎだったらそれでいいんだが……そうじゃなかった時は……どうする?)
男(幼馴染のやつ今頃コンビニに……。あいつは昔から危険なことに首を突っ込みたくなるタチだったな。俺だって昔はあいつと一緒にそれに巻き込まれて……それが案外楽しくて)
友「お前本気で言ってるのか?」
25: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2015/11/11(水) 19:25:29.02 ID:Pyanq1cTo
モブ1「wwwww」
モブ2「w」
男(忘れていた。うわー、恥ずかし)
26: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2015/11/11(水) 19:28:42.16 ID:Pyanq1cTo
友「貸すよ」
男「え?」
友「貸すよ、俺のスマホ。後、俺はオフ会パスな」
27: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2015/11/11(水) 19:29:28.09 ID:Pyanq1cTo
――コンビニ脇の空き地
モブ2「なあ男、そろそろ変身しておこうか」
男「どうやって変身するんだ?」
28: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2015/11/11(水) 19:30:17.80 ID:Pyanq1cTo
――コンビニ『多分痔気分』駐車場
モブ2(戦闘員姿)「『†蜘蛛†』さんまだかな……」
男(戦闘員姿)「それにしても集まった奴ら全員戦闘員姿で出席とはな。黒全身タイツの奇妙な集まりだ。こんな変な格好で警察に通報されたりしないのか?」
29: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2015/11/11(水) 19:31:51.61 ID:Pyanq1cTo
男(クモとやらの乗ってる車……高そうだな。何の仕事をしてるんだろ?)
ガチャ
ホスト風「や、や。皆ご機嫌うるわしゅー」
30: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2015/11/11(水) 19:33:14.46 ID:Pyanq1cTo
ホスト風「スマートフォンが急速に発達してから早十年。『ラピッドプロトタイピング』の小型化と共に発達したそれは、現在超小型3Dプリンタとしての役割も果たしている」
ホスト風「副産物の『圧縮型超硬度プラスチック』の存在も忘れてはいけないね。これにより、全ての開発環境は新しいステージへ進んだんだ」
ホスト風「アプリも進化を遂げた。欲しい物をダウンロードし、その場でプリントして使うことさえできる。便利な時代だね」
31: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2015/11/11(水) 19:34:07.56 ID:Pyanq1cTo
ホスト風「まぁ仕方あるまい。何故ならこれは『ゲーム内でホログラムを倒す為だけ』に存在しているものだからね」
ホスト風「所謂『雰囲気作り』武器の形を模したおもちゃだ、効力はさほどない。でも【アーマー】は違う。硬化プラスチックを使ったオーダーメイドのスーツ型防具だ。君たちの全身タイツだって防弾能力があるんだ。これくらいは分かっているね。だから僕はこれを――」
男(長い、話長いぞこいつ)
32: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2015/11/11(水) 19:35:38.78 ID:Pyanq1cTo
――路地裏
男(戦闘員姿)「俺だってば! 分からんのか!?」グイッ
幼馴染「新手のオレオレ詐欺か貴様はァ!」
33: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2015/11/11(水) 19:36:22.68 ID:Pyanq1cTo
幼馴染「な、何しに来た! ヒーローごっこはやらないんじゃなかったのか?」プイ
男「……ごめん!」
幼馴染「!」
34: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2015/11/11(水) 19:40:35.09 ID:Pyanq1cTo
――コンビニ駐車場前
戦闘員1「か、身体が! 身体が勝手に動いて……ッ」
戦闘員2「腕が止まんないよォォ……」
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