過去ログ - モバP「みく、ポッキーゲームしようぜ」
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5:名無しNIPPER[sage]
2015/11/11(水) 23:20:48.22 ID:XI4akLjYo
ありす「ポッキーゲームの勝敗条件は三つ。
    一つは選手が行動不能になった時。
    二つ目は選手が降伏を宣告した時。
    最後に武器としたポッキーが四分の一以上欠けたと審判が認定した時」

桃華「勝者……P選手ですの!」

P「残念だったな。凛」

凛「くっ……やはり私では勝てないの……?」

みく「凛チャンのポッキーが半分に折れてるにゃ……。
   でも大技を放ったのは凛チャンなんでしょ?」

ありす「ポッキーゲームの強さは力では決まりません。
    ある程度の筋肉があれば最高の威力は出せるようになりますから。
    そうなると多くの選手はより早くポッキーを振るうことに重点を置きます」

みく「確かに筋肉モリモリのマッチョマンになってもポッキーの強度が追いつかないにゃ。
   でも速度の速かった凛チャンが負けたにゃ」

ありす「ええ。ポッキーゲームの強さはさらにその先があります。
    それは目です」

みく「目?」

ありす「はい。目と言っても人体における目とは違います。
    物にはその一点を突くだけで簡単に破壊出来る場所が存在すると言われています。
    古くから物を作る熟練者はこの点を見極めることが出来るそうです」

みく「つまりPチャンは……」

ありす「ポッキーゲーム世界ランキングの上位十人はそのポッキーの目を見る事が出来る達人
    なんです。故に彼らは一般人とは次元の違う強さを持っています。
    人々は尊敬と畏怖の念を込め、彼らを『ビックテン』と呼んでいます」

みく「なんだかすごい話になったにゃ。ちなみに凛チャンは……?」

ありす「凛さんは現在世界ランキング十一位です。まだ目を見ることは出来ないそうなので
    一般人における最強と言えます。先ほどの戦いは凛さんの攻撃をPさんが凌ぎながら
    目を探し出し、大技へのカウンターという形でポッキーを折った、という展開です」

みく「なるほど。わからんにゃ」

ありす「Pさんは世界ランク七位。主に防御とカウンターを主とする戦闘スタイルですね。
    『不動』という二つ名で呼ばれています」

P「ま、そういうことだ。残念だったな、凛」

凛「いつか必ず勝ってみせるから。私は諦めないよ」

P「ああ、いつでも待ってるさ」

みく「でもそんなすごいっぽい人が身近にいるなんて思わなかったにゃ」

P「俺以上の世界ランカーがこの事務所にいるぞ?」

みく「えっ?」


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