過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「アラフォー？」咲「アラサーだよ！」照「その3」【安価】
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178: ◆avv.6puT1g[saga]
2015/11/25(水) 19:43:43.85 ID:rcsyIfk90

もう衣がこの世を去ってから十年が経とうとしている。

今でも彼女の死を思い出すと胸には深い悲しみが打ち寄せてきてしまう。

以下略


179: ◆avv.6puT1g[saga]
2015/11/25(水) 19:44:16.60 ID:rcsyIfk90

他人事のようにそれを見つめ、衣に対する裏切り行為に自己嫌悪を感じながらも振り払う気力すら湧いてこない。

行為に快楽は感じなかった。

以下略


180: ◆avv.6puT1g[saga]
2015/11/25(水) 19:44:43.08 ID:rcsyIfk90

悪循環のスパイラル。

そんな日々に終止を打ってくれたのが本内成香さんだった。

以下略


181: ◆avv.6puT1g[saga]
2015/11/25(水) 19:45:37.55 ID:rcsyIfk90

怒ることは大きく気力を燃焼させ、焼べられた薪で大火となって燃え盛り、燃料が尽きれば打って変わって激しさに反するように冷めていく。

暫しの時間を置いて成香さんの行いを顧みれば、彼女があえて憎まれ役を演じたのだと理解できてしまった。

以下略


182: ◆avv.6puT1g[saga]
2015/11/25(水) 19:46:05.68 ID:rcsyIfk90

成香さんは俺のバカな告白をばっさりと切り捨て、再びぼろ糞に貶された。

はっきりと指摘されたことで自覚できたというか、目が醒めたんだ。

以下略


183: ◆avv.6puT1g[saga]
2015/11/25(水) 19:46:40.89 ID:rcsyIfk90

桃子「らしいですけど、それで心境の変化でも起きたのかこの前のプロリーグは凄まじかったっす」

京太郎「確かにな。先鋒で抜擢されて、十万点あった三人の点を全て割っての勝利だからな」

以下略


184: ◆avv.6puT1g[saga]
2015/11/25(水) 19:47:06.95 ID:rcsyIfk90

京太郎「プロ雀士の間では既に話しが広まっているらしく、俺も照からこの噂を教えてもらったんだよ」

桃子「照さんが言うなら、本当っぽいっすね」

以下略


185: ◆avv.6puT1g[saga]
2015/11/25(水) 19:47:55.03 ID:rcsyIfk90

元々、アイドルとしての方向性も違っていたのも大きいのかもしれない。

それに今のはやりさんは実の所、男性よりも女性からの支持が高いんだ。

以下略


186: ◆avv.6puT1g[saga]
2015/11/25(水) 19:48:22.11 ID:rcsyIfk90

由暉子は龍門渕の後ろ盾を得ることでアイドルとして躍進した。

彼女が如何に素晴らしい原石であろうとも、それを磨き、広める機会がなければ輝きを知る者は誰もいない。

以下略


187: ◆avv.6puT1g[saga]
2015/11/25(水) 19:49:22.74 ID:rcsyIfk90

躊躇すると祖父さんは更なる脅しをかけ、由暉子にまで頼まれた俺は彼女を抱いた。

愛情のないセックスは初めてではない。

以下略


188: ◆avv.6puT1g[saga]
2015/11/25(水) 19:49:50.61 ID:rcsyIfk90

桃子「アイドルを引退したら、先達の牌のお姉さんと同じように恋愛して結婚するんっすかね？」

京太郎「どうなんだろうな？」

以下略


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