過去ログ - 相良宗介「とてもやさしいパンツァー・フォー」
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437:名無しNIPPER[saga]
2015/12/07(月) 19:08:02.16 ID:9AjLIe5Uo
レナード「このまま試合を行い、万が一、大洗が勝利してしまえば、その影響がどのような波紋となって広がっていくのか、想像はつくだろう」

みほ「……」

レナード「戦車道出身の軍人は多い。上層部にも数人いる。戦車道の選手人口低下について最も憂いているのが、そのあたりの愚か者だ」

みほ「お、おろかものって……」

レナード「無駄に権力を持った者たちは自分の思い通りにならない駒は容赦なく切り捨てる。責任も押し付け、己の手は綺麗なままで」

レナード「大洗が勝利した場合、西住家にも相応の圧力がかかる。現在の門下生が軒並み去っていくこともありえる」

レナード「教えを乞う者も激減する恐れがある。大変なことだね。しかし、そんなこと、君には関係がないはずだ」

みほ「あの、いきなりなんですか?」

レナード「君はどうして悩むんだい?」

みほ「え……」

レナード「母親に裏切られた君が、どうして母親を想うのか僕には分からないな」

みほ「別に、裏切られたわけじゃないです。むしろ、私が悪くて」

レナード「君は親に捨てられた。十分な裏切りだ」

みほ「ち、違います」

レナード「西住しほに義理立てする理由は、君にはないはずだ。戦えばいい。君のやりたいようにやればいい」


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