122: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/12/01(火) 22:42:23.34 ID:Bn4vYIs20
*
123: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/12/01(火) 22:49:48.27 ID:Bn4vYIs20
お祓い師「こればっかりは実際に食べないと伝わらんと思うな」
狐神「食べてみたいんじゃが」
お祓い師「あー、この辺りじゃ見かけたことがないな」
124: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/12/01(火) 23:06:23.49 ID:Bn4vYIs20
お祓い師「……あー、なんというか。……両親を探している、って感じだな」
狐神「両親を?」
お祓い師「ああ。うちの親父は家の名に恥じない、実力のある退魔師だった」
125: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/12/01(火) 23:20:43.24 ID:Bn4vYIs20
お祓い師「ずっと背中を追ってきた親父の、次の目標ってのがなんなのかってな」
お祓い師「そして遂に五年前、仲の良かった従兄弟に屋敷を譲って俺は旅に出た」
お祓い師「極東、ということしか分かっていなかったからな。まあ、探せども探せども親父は見つからずに今になった」
126: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/12/01(火) 23:44:02.71 ID:Bn4vYIs20
お祓い師「生活が裕福すぎて世の中ってのを分かってなかったんだよ」
狐神「それを知れただけでも旅に出てよかったんじゃないかのう?」
お祓い師「……ああ、ごもっともだ」
127: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/12/01(火) 23:53:49.69 ID:Bn4vYIs20
狐神「そうじゃ!わしら神は人からの信仰で力を得る。供物とはその一つの形」
狐神「おぬしから供物を貰えれば、ほんの少しの間力が使える。元の力には遠く及ばんが、目標を見つけるのに大いに役立つはずじゃ」
お祓い師「……なるほどな。ただひとつ聞いていいか」
128: ◆8F4j1XSZNk[saga sage]
2015/12/01(火) 23:54:50.95 ID:Bn4vYIs20
ここまで。
129:名無しNIPPER[sage]
2015/12/02(水) 02:18:03.24 ID:2e1BfHVt0
狐神かわいい
130:名無しNIPPER[sage]
2015/12/02(水) 06:46:43.25 ID:Q3BpZTEbo
乙
お狐様かわいい
131:名無しNIPPER[sage]
2015/12/03(木) 03:21:20.86 ID:FchSfPrEo
良い
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